2025年12月4日、東京・増上寺 大殿で「True Colors Festival Special Concert 2025 共鳴の宴」が開催されます。主催は日本財団DIVERSITY IN THE ARTSで、国際会議「SYNC25 アカウンタビリティ・サミット」に参加するグローバル企業の経営幹部約250人を招き、障害者と健常者の垣根のない世界を体感してもらうことを目的としています。

公演では、障害の有無や国籍、表現方法の違いを越えて、多様なアーティストが同じ舞台に立ちます。和太鼓と障害者・健常者ダンサーが共演する「沈黙の中の音」、伝統音楽の雅楽と西洋楽器のコラボレーション、手話で表現する狂言「蟹山伏」など、日本の文化とインクルーシブな表現を組み合わせた演目が並びます。

音楽監督は、ドラマ『将軍 -SHOGUN-』で2024年エミー賞を受賞した作曲家・石田多朗さんが務め、自身の楽曲「常世」も披露します。総合演出は、世界的演劇祭エジンバラで五つ星評価を得た演出家・山田淳也さんが担当します。プログラムには、「Over the Rainbow」「Moonlight」「My Heart Will Go On」といった親しみやすい楽曲や、エンニオ・モリコーネ作品のメドレー、ムソルグスキー「キエフの大門」、坂本龍一「戦場のメリークリスマス」も含まれ、オーケストラや車椅子ダンサーらが参加しながら、多様性のメッセージを音楽で伝えます。

今後は、このコンサートでの取り組みが、企業の経営幹部にとってインクルージョンや障害者理解の具体的なモデルケースとなるかが焦点です。アートとエンターテインメントを通じた発信が、企業の人材政策や社会貢献活動にどこまで反映されるかが注目されます。

【イベント情報】

True Colors Festival Special Concert 2025 共鳴の宴

会場 増上寺 大殿

開催日 2025年12月4日

主催 日本財団DIVERSITY IN THE ARTS

パンフレット https://www.diversity-in-the-arts.jp/tcf/spc2025/pamphlet.pdf

source: PR TIMES

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